パーティーモールを使った玉ボケ背景の作り方をまとめています。
玉ボケの仕組みを理解する

玉ボケは、写真のピントが合っていない点光源が丸くぼけて写る現象です。
フィギュア撮影でも仕組みは同じで、被写界深度を浅くして、玉ボケとなる点光源をボカすことで、玉ボケ背景を作れます。
- 焦点距離の長いレンズを使う
- レンズのF値を小さくする
- カメラと被写体の距離を短くする
- 被写体と背景の距離を長くする
この際、玉ボケとなる点光源は照明である必要はありません。
今回は100円ショップで手に入る&色を自由に変えられるパーティーモールで玉ボケ背景を作っていますが、乱反射しやすくキラキラして見える物なら、ぐしゃぐしゃにしたアルミホイルやイルミネーションライト等、身近にある物でも代用できます。


玉ボケの色

玉ボケの色は、パーティーモールの色で調整できます。
照明にカラーフィルターを付けても構わないのですが、赤色のパーティーモールを使えば、赤い玉ボケ。青色のパーティーモールを使えば、青い玉ボケができます。また、照明が強すぎたり、反射する角度によっては、一部の玉ボケが白飛びして白くなることがあります。
玉ボケの明るさ

玉ボケはパーティーモールが反射したキラキラの部分でできています。自然光や室内照明だけでも玉ボケは作れますが、玉ボケの位置を変えたり、明るく写したい時は、パーティーモールの位置をずらしたり、専用の照明を用意して下さい。

パーティーモールに光を当てれば、玉ボケは明るくなります。また、背景(玉ボケ)が明るくなるだけでも印象が大きく変わります。
玉ボケの大きさ形
玉ボケの大きさと形はF値で調整できます。





F値を小さくするほど、玉ボケは大きく丸く写りますが、開放付近では口径食の影響で周辺の玉ボケがレモン型やラグビーボール型になることがあります。逆に、F値を大きくするほど、玉ボケは小さく多角形に写ります(レンズの絞り羽根の数に影響)。
レンズの性能にも影響するので、玉ボケの形が気になる時は、F値を少し絞ったり、パーティモールの位置をずらしてみて下さい。また、被写体に近づいて撮影距離を短くしたり、焦点距離の長いレンズで被写界深度を浅くしても玉ボケは大きく写ります。
ただ、フルサイズ機+焦点距離90mmのマクロレンズでは、F値開放の被写界深度が浅すぎて、ピントを合わせたい位置もボケてしまいますし、フリンジも目立ちます。また、口径食の影響で周辺の玉ボケの形も崩れやすいので、1~2段絞ったぐらいが使いやすいと思います。
最後に
パーティーモールを使った玉ボケは、キラキラした雰囲気を作りたい時におすすめです。また、半逆光の照明を追加して、被写体のエッジにハイライトを入れてあげると、更にキラキラ感が増すので、少し物足りないと感じる時は試してみて下さい。

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